旅々、沈々。

たまには人と会っておしゃべりをしないと息が詰まるので、Ａ嬢とＡ嬢をお招きして、ルーフバルコニーでささやかなお食事会。

カニを茹でて、イカを焼いて、ワインで酔っ払って。

マスクを外して、新年初笑いです。

本来、モロッコ人はムール貝とかタコを食べません。

十数年前、フランス人のクリストフとかが自分で採って食べていたら、あの変なのがヨーロッパ人に売れるかもってんで、最近、市場で見るようになったって。

その勢いで、秋刀魚をお願いします。

今年、サンタにお願いするのは、これかなあ↓

Vince with Slap Chop (Long version)

昨日のモロッコの陽性者は、1,777人（37人死亡）。

エッサウィラは、29人（ひとり死亡）。

日本とモロッコの１日の陽性者数を比較すると、

モロッコは去年の11月にピークを迎えて今や下り坂、日本はまだまだこれからの昇り竜。

モロッコ、無策の勝利！

謹賀新年、散歩します。

漁船。

メディナ（旧市街）で、たこ焼きを食います。

６個で280円。

ソースのかわりに、秘伝のオイルをかけます。

たこ焼きは、三重県の森田さんから教わったと聞いたような気がしましたが、それはガセでした。

猫さんに、電話を貸ります。

けど、寝てました。

肉屋の前に猫が並んでいたので、

写真に撮ろうとしたら、列が乱れたです。

市場で、いつものたらこを買います。

モロッコ人に、たらこってどう料理するのって訊いたら、そんな気持ち悪いの食わないって。

あんたたち日本人だけじゃないの、こんなの食うのって。

そうなの？

高級食材の鮭は、奮発して350円分も買いました。

魚は、下の段の真ん中、鯛に似てるください。いま旬だって。

煮付けにします。

立派な寄生虫にしか見えない鮭は、よく洗ってから塩を降ってカリカリ焼きにします。

たらこは洗ったあとで、出汁を入れたワインに浸けます。

そういえば、年末でもって英国がEUから離脱しました。

ここで押さえておきたいのが、スペインにある英領ジブラルタル。

本国イギリスとは違って、シェンゲン協定圏のままです。

ということは、シェンゲン国内（ヨーロッパのどこかの国）で３ヶ月間を過ごした後、

「だって、ここはイギリスじゃん！」

って言い張っても、ジブラルタルには逃げられません。

ということを覚えておかないと、いつか痛い目に遭うかもしれないから。

モロッコの昨日の陽性者は、

1,861人（33人死亡）。

王さま、この調子で頑張りましょう！

エッサウィラは、26人。

大晦日だというのに、パーティなし、ご馳走なし、蕎麦なし、来客なし、花火なし。

動画を観て、寝る。

2020年の思い出は、ふたつ。

①１月中旬にスペインからフランスに渡ろうとして、ピレネー山脈が吹雪→モロッコに逃げる

②モロッコからイタリア行きのフェリーに乗ろうとしていたら、コロナで国境閉鎖→いまに至る

食べ物系の思い出は、

①モロッコのイカ、美味い

②モロッコのカニ、でかい

あと、付け加えるとしたら

①人生で一番ビールを飲まなかった１年

②人生で一番豚肉を食べなかった１年

③人生で一番お金を使わなかった１年

ということで、よいお年を！

昨日のモロッコの陽性者は、

2,143人（40人死亡）。

日本は3,350人（59人死亡）だから、陽性者、死亡者ともに完全に抜かれました。

スガさん、「Go To なにがし」の成果です。

エッサウィラは、42人。

ここんところ、メディナ（旧市街）の観光客が増えていて、コロナが爆発しているヨーロッパから逃げてきてるみたい。

モロッコは一応、９ヶ月前から非常事態宣言中なんだけど、アメリカ人のビッキーが言ってたけど、都市間移動が制限されているのに、マラケシュに行っても検問のチェックがないって。

非常事態が日常になって、ゆるゆるのざるざる。

たぶん、もうイギリスの変異種、来てるあるね。

いつものカフェに顔を出したら、チョコレートケーキをサービスしてくれました。

ありがとう。

ケーキも嬉しいけど、この顔を覚えてくれて感謝です。

モロッコの昨日の陽性者は、

2,160人（42人死亡）。

エッサウィラは、40人。