旅々、沈々。

近所の大都会、リエカへ行きました。

世界三大祭りがあるとかいう町、リエカです。

車で行くと駐車場探しが面倒なので、バスを使います。

バス代はクリスマスのときに12クーナ（226円）だったのに、今日は19クーナ（357円）も払わされました。ちゃんとチケットに値段が印刷されているから、騙されたんじゃないです。

どういうこと？

ユーロになったから？

それとも便乗値上げ？

あるいは、前回はクリスマスセールだったんだろうか？

さっぱりわからない。

誰かに訊こうにも、たぶん英語は通じないし。

警察署へ。

「1月1日からクロアチアがシェンゲン協定に入ったっていうけど、ボクらどうしたらいいんですかね？」

って尋ねたら、しばらく待たされて、

「そのうち罰金を取られるかもしれないから、ボスニアかセルビアあたりに行ったほうがいい」って。

というわけで、引っ越すことにしました。

冷凍庫に、ひき肉とか鶏肉とかボロネーゼとかアイスクリームとかマッシュルームとか、いろいろ凍っているのに。面倒臭い。

ボスニア・ヘルツェゴビナは雪が降るみたいだから、タイヤを取り替えないと。

窓ガラスが割れているのに。

ああ、面倒臭い。

糸井重里さんの「ほぼ日刊イトイ新聞」は24年と６ヶ月も続いてるんだって。

この「旅々、沈々。」は源流から遡ると、この春で18年目です。

「ほぼ日」は読者がたくさんいるから続いて当然だけど、うちのタビチン（タビチンチンと言う人もいるけど、それじゃぁ、あまり略してない）は厳選された読者しかいないのに、よくやるもんです。

ま、単なる日記なんだから、読者は関係ないんだけど。
とはいえ、ねぇ。

Enrique Iglesiasのいない「BAILANDO」です↓

BAILANDO – Video Original

ひたすらかっこいい。

なんとなく思うのは、郷ひろみが歌わなくてよかった。ってこと。

雨。

エアコンのリモコンが壊れました。

電池を入れ替えても動かないです。

奥歯が欠けました（実際には昨日だけど）。

これ、吉兆ですよね？

歯が欠け→はけ→（省略）→はっぴー……、みたいにつながって。

Facebookで、本「今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。」の営業&新年のご挨拶メールしています。

ときどき、詐欺電話をしているような気分になるのはなぜなんでしょう。

絶対に面白いから！

お腹を抱えて笑うから！

ビジネスとか人生に役立つから！

とはひと言も言ってないから騙してないと思うのです。

なのに、罪悪感が。

まだ発売前だから、誰も被害に遭ってないよね？

2023年はいい一年になりますように（合掌）

……と例年の100倍以上、切に切に切に思います。

コロナも戦争も円安もない世の中になりますように。

とりあえず、ロシアのウクライナ侵攻が終わりますように（でないと、日本に戻れないんで）。

取り急ぎ、円高になりますように（でないと、スパゲティも食べられないんで）

煩悩を捨てて、除夜の鐘の代わりにカウントダウン花火を見たんですが、隣の家の花火がちょっとした国の国家行事的規模でした↓

クロアチアの田舎のカウントダウン花火がすごい。2023年1月1日

鳴り止まぬ爆裂音、満開の花、花、花。

上の動画はその一部です、全部じゃない。

どんだけお小遣いが余ってるだか知りませんが、一個人の花火の域を超えています。

しかも打点が低いので、頭のすぐ上で爆発。

波動とともに火花が散って危ないったらありゃしないわけですが、こんだけ花が咲くんなら神様も観てくれていることでしょう。

すみません、世界平和と円高のついでにボクの本『今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。』が売れますように。

ベストセラーなんて図々しいことは言いません。

ベターセラーぐらいで。

なんて殊勝なことを言いながら、今年の干支はバッタにしました。

飛躍の一年になりますように（合掌）！

なぜ蚊の写真↑なのか？

大晦日に蚊を見ると、翌年いいことがある──。

という言い伝えが、どこかにあるかもしれないので。

例年通り、大掃除をせず、おせち料理を作ることもなく、１秒もテレビ（紅白、格闘技、ゆく年くる年等）を観ず（寝る前にNetflixは観るけど）、普段とまったく変わらずに大晦日を過ごします。

どんなに耳を澄ませても鐘の音は聞こえませんが……、そういえば、教会は鐘を鳴らさないんですかね。

教会から３kmも離れているから聞こえないのか、煩悩がないのかクロアチア人。

というか、朝から爆竹がうるさいです。

今日明日は、爆竹が許されてるんだそうで。

ナニが面白いのか、あっちこっちでどかーん、どかーん、ゆーてます。

砲撃されているようで落ち着かないです。

そんなことはいいとして、お礼を言わせてください。

クリスマス前に『今夜世界が終わったとしても、ここにはお知らせが来そうにない。』を出版すると発表して、Amazonで11位になるくらい予約をいただきました。

普段ご無沙汰だった人に営業メールまでして、スミマセン！

それでも、待ってました！とたくさん祝電をいただきました。

ありがとうございます。

どんだけボクが喜んでいるか、いやってほど教えてあげたいです。

そして、年越し蕎麦、食べたいです。

大使館に行けば、ご馳走してくれませんかね？

餅つき大会とか、招待してくれないだろうか？