旅々、沈々。

先日、ATMからお金が出てこなかった問題は解決しました。

しかしです、その水面下で大きな陰謀が蠢いているです。

クレジットカード会社に文句さ言うためにSkypeを使おうとしたら、どういうわけかOneDriveが開かなくなりました↓

規約に違反したとかで、アカウントをロックされたのです↓

サブスクを払っているのに、使えないのです。

お金を返せ！って言いたけど、お金はいいですから、お願いです、使わせてください。

そしてその水面下で、今度はNetflixです。

寝る前に韓国ドラマ『ドクタースランプ』を観ようとしたら、衝撃のメッセージが↓

「広告プラン」だと観せないぞって。

え、昨日まで観てたんですよ。

キスしてましたよ、あのふたり。

まあいいや、ほかのもので我慢しようと探したら、あのドラマもこのドラマも、映画もなんもかもぜんぜん観られないじゃないですか。

鬼！

アルバニアなんぞでNetflixが観られなかったら、どうして眠れましょうか。

もう２度とネトフリなんかするもんか！って啖呵を切って、

プランを変更しました。

月々1490円だよ、おっかさん。

車の保険に入りました。

２週間で、7,926円（5100レク）です。

アルバニアはいいところなんだけど、保険が高いのが玉にシワです。

よく、いろんな旅人があの国は優しいとかこの国は冷たいとか言ってるけど、国というより、地域ではないですかね。

アルバニアのこの町Sarandëは、さほど優しさを感じないです。

12日間もいるのに、友達らしい友達はできないです。

唯一の顔見知りは、ATMからお金がでなかったときスマホを貸してくれたタクシーの運転手さん。その後ちょくちょく出会うけど、ぜんぜん竹馬の友感がない。よそよそしい。

いまひとつ、九死に一生を得た連帯感がない。

これはひとえにアルバニアで一番の観光地だからかもしれないです。新婚旅行のメッカだというし、夏には対面の島からギリシャ人が大軍で押し寄せてくるし。

あまり観光地観光地していると、人を見たら金と思えとなるわけで、どうしてもそのぶん人情は薄くなるんじゃないかと、観光客歴19年の私は思うわけであります、えへん。

そこへいくと同じアルバニアでもベラトという町は、千の窓と呼ばれる観光資源がありながら、まだ地味。

人情があります。

ちょいと食堂に行くと、知らないご夫婦が、なんだあ見慣れない顔だなあとビールやジュースを奢ってくれたし、みかんなんかも取り放題だし。なんていうか、人情でお腹がいっぱいになるのです。

ちなみに、よお、どうだい！って親友のように話かけてくるのは酔っ払いで、えへへへ……って手を差し伸べてくれるのは浮浪者です。

先日、Yukoに仕事を手伝ってもらったので、時給を払う仲でもないことだし、カフェでクレープをご馳走しました。

深夜の3時ごろに電話がなりまして、日本のクレジットカード会社からでした。

ATMからお金が出てこなかった件は、調査の結果、請求を取り下げたとのことです。

解決〜！

ありがとう😀

解決していないのは、パロス島の汚宿です。

いまふたりゲストがいて、インターネットが通じないって。

そうそうそうなんです、あそこ、ワーケーションに最適とか言っておきながら、ネットに繋がらないのです。

オーナーに言ったら、デバイスのせいにされたって。

そういうところがあるんです、ボクらの時は風のせいにしてました。

おふたりさん、１ヶ月以上予約しているとかで可哀想です。

近所だったら、ご馳走しに行くのに。

ボクらも同じ目に遭ったと、慰めに行くのに。

取り急ぎ、クラファンでも立ちあげるかな。

「ギリシャのヤバい宿に泊まってるふたりを助けよう！」って。

500ユーロくらい。

ってことをひそかに思っているくらい心優しいボクなんですが、カラダは太ってて動かないのです〜。