We are in Santorini, ギリシャ on Apr 27, 2024
NKさんと、江戸川橋の小料理屋さんへ。
牛すじの煮込みをつまみながら、モロッコに戻るとき荷物が多いって話してたら
「羽田空港に行くとき、車で送ってってあげますよ。タイヤ５本もあってたいへんだから」
って言ってくれまして、いやいやいやそれは悪いです。
そんなそんなそんな、みたいに断ってしまったんだけど。
断っちゃダメじゃん、ものすごくいい話じゃないですか。
なんで、すぐに「約束ですよ！ 絶対ですよ！ 必ず送ってくださいね」って言わなかったんだろうと、３日も経って反省中です。
どうして遠慮するかなあ。
ご飯やお酒を奢ってもらう図々しさとか厚かましさは食いだめするほどあるのに、ひと様の好意に飛びつく勇気、っていうか、懐の深さがない。
心の中は邪悪なモノで満ち溢れていて、器が小さい。
ま、なんしろアレだ。
今度会ったとき、やっぱ羽田まで送ってって言おう。
恥ずかしくて言えないかもしれないから、捨てられた子犬のような顔しとこ。
つい先日、トルクメニスタンの大統領が、地獄の火を消してしまえ！って言い出しまして。
地獄の火とは、土漠に空いてる大きな穴で、
ガスが出てて危ないってんで火をつけて、そのまま放置したものです。
「地獄の門」なんてシャレた名前が付いてて、トルクメニスタン唯一の観光地です。
ボクら夜中に着いて、真っ暗闇の土漠と砂漠をしばらくさまよったんだけど、ぜんぜん地獄が見つからなくて、間違って穴に落ちたら地獄じゃんってんで、涅槃あたりで車中泊してました。
強盗とか閻魔に怯えながら。
翌朝、地獄の使者が、
そんなとこで、ナニしてんだー？って。
都の西北あたりで、「焼きとん」な夜。
17年ぶりですね！
豆乳ハイなるものが、まったりして美味かったです。
「よこはまたそがれ」のメロディーで。
日曜日 ♪
休肝日 ♪
サンデーモーニング ♪
トンガ、津波だ！
新宿へ買い物〜 ♪
ヨド〜バシ、ハル〜ク、靴を買ったよ♪
免税手続き、税金戻った♪
免税手続き、税金戻った♪
もう、帰ろうか〜♪
Yukoの昼は、銀座でお寿司。
夜は、新宿で愛媛県のお雑煮。
そのころ旦那は、新宿の区役所通りでせり鍋なんだけど、
はて、せりって何だっけ？
悩んでたりして。
芹沢 鴨って人がいたから、鴨鍋？
と思ったら野菜で、宮城県のお雑煮の必需品でした。
葉っぱもあるけど、メインは目にも鮮やかな“根”。
まだ土がついてそうな茶系で、陰毛（←失礼！）のようなぼしょぼしょした“根”。
ここ、食うんだ。
頭に乗っけると毛が生えそうな御利益感を醸し出しながら、爽やかに美味いです。
苦くないし。
食べながら喋ると、サクサクっと噛みきれないもんだから、口から中曽根康弘先生のバーコードがはみ出したみたいで、かっこ悪いけど。
こういうの、ゴボウごときで驚いている外国人に食わせたいもんです。
ぜひとも、食っていただきたい。
二次会は、DUG。
閉店時間になると、犬のように追い出されたです。
いつまでもぐだぐだできない。
そういうところ、コロナの御利益です。
高田馬場で餃子をご馳走になって、
（餃子、久しぶり〜）
コーヒーもご馳走になって、
（星乃珈琲店のＬサイズ）
“旅々、沈々。”の2022年度の展望というか戦略について打ち合わせをしたあとで、
（これも仕事といえば仕事なのです）
飯倉にある日本に一軒しかないベラルーシ・レストランまでタクシーを走らせて、
（待ち合わせにごっつー遅れてしまい）
タクシー代が4,020円もして驚いて、
（だってモロッコのタクシーってどこまで乗っても80円だったのに！）
某業界紙のボスがご馳走してくれまして、
（知る人ぞ知る業界誌に“旅々、沈々。”の裏連載が９年間も続いてまして、次回は111回目なのですよ！）
ボルシチだのピロシキだの壷焼きだのを食いまくり、
（ベラルーシ料理だけど、オリジナルはウクライナなんです）
モルドバのワインをドバドバ飲んで、
（食い意地以上に酒に卑しいもんで）、
壁には、把瑠都の手形。
（なぜ？）
帰りには、見たこともないような高級チーズケーキをお土産にいただいて、
（Yukoの好物だから喜びます）
涙目になりながらお礼をして、
（チーズケーキを持ち帰れば、2022年度は夫婦円満間違いないっすよね）
あー、いい夜だったでご猿。
東京タワー、意地はったように赤い。